COLUMN IT企業(IT商材・SaaS製品)のWeb制作を成功させるための重要ポイント
IT企業(IT商材・SaaS製品)のWeb制作 SEO対策の実践ポイント
IT企業(IT商材・SaaS製品)のWebサイトのSEO対策の実践ポイントを順序立てして紹介します。
1:ターゲット・ペルソナの設定【IT企業(IT商材・SaaS製品)の場合】
まず重要なのは、ターゲットやペルソナを設定すること。業界/業種・企業規模などの「企業の属性」、部門・役職などの「担当者の属性」。ITリテラシーや検索シーンなどの「心理的・行動的特徴」などを定義していきます。
2:顧客の導入までのプロセスの整理【IT企業(IT商材・SaaS製品)の場合】
ユーザーが製品を検討して導入する一連の流れが「カスタマージャーニー」です。基本的には「①課題・商材導入を考える」「②情報を集める」「③製品を比較する」「④実際に導入する」と区分されますが、各段階で顧客がどのような情報を欲しがっているのかを整理すると、その後のSEOキーワードが設定しやすくなります。
3:訴求ポイント・強みの検討【IT企業(IT商材・SaaS製品)の場合】
競合他社と比較した製品の強みを検討します。他社との差別化ポイントを明確にすれば、見込み顧客に刺さりやすいサイト構造やコンテンツの制作につながります。SEOといえば集客ばかりを意識しがちですが、リード獲得も重要な要素です。
4:SEOキーワードの抽出【IT企業(IT商材・SaaS製品)の場合】
ターゲット・ペルソナごとにカスタマージャーニーを検討して、各ターゲットが製品導入に至るまで検索しそうなキーワードを抽出していきます。SEOツールを使えば、競合のWebサイトで対策しているキーワードボリュームを確認でき、より効率的・効果的にキーワードが抽出できます。
5:Webサイトのサイトマップの整理【IT企業(IT商材・SaaS製品)の場合】
キーワードを抽出したら、コンテンツ設計を行っていきます。IT企業のWebサイトの場合、TOPページはもちろん、製品・サービスページ、事例、コラムページなどWebサイトの各ページでどんな内容にしていくか、どんなキーワードを埋め込んでいくかを検討します。
6:Webサイトの原稿作成【IT企業(IT商材・SaaS製品)の場合】
各コンテンツのテキストを作成します。SEOのキーワードで分析すると、一定以上の文章量が求められるため、できるだけ多くのテキストボリュームで原稿を作成していきます。とはいえ、TOPページや製品・サービスぺージはわかりやすさも重要なため、図版等もしっかり盛り込んでいきます。
7:公開後の分析・改善作業【IT企業(IT商材・SaaS製品)の場合】
Webサイトをリリースした後は、Google AnalyticsやSEOツールでSEOの状況(SEO順位、セッション数、PV数、CV数等)を確認します。安定して上位に表示させていくには、コマメなページ更新・追加がSEO効果を高めるカギとなります。
IT企業(IT商材・SaaS製品)のWeb制作 リード獲得のポイント
1:Webサイトでユーザーを自分ごと化させるために【IT企業(IT商材・SaaS製品)の場合】
IT企業のWebサイトで流入したユーザーを自分ごと化するためには「課題解決方法・利用状況のイメージ」、「自社に導入したときのメリットの理解」、「価格・費用対効果・機能の明確な比較」の3つが重要なポイントとなります。
ターゲット・ペルソナによって、業務の課題感や状況は大きく違います。そのためターゲット・ペルソナごとに「どんな課題を有しているのか?どんなIT活用状況なのか?」を整理することが必要です。また、それら課題解決・状況改善させるための「自社製品の強み・導入効果が何か?」、さらには「競合との具体的な差別化ポイント」を明確にして、Webサイトに落としこんでいくことが必要となります。
2:Webサイト上でユーザのモチベーションを高めるために【IT企業(IT商材・SaaS製品)の場合】
昨今、IT企業の顧客層はWebサイト上で比較検討した段階である程度の導入の意思を持ってから、問い合わせを行うといわれています。そのため、Webサイト上で比較検討してもらうための情報をしっかり掲載しておかなければなりません。
IT商材・SaaS製品でよく比較検討されるのが「機能・使いやすさ・実績・コスト・サポート体制」。顧客社内での検討は、担当者一人ではなく上長・決裁権者を含めて様々な階層の人が比較検討を行います。そのため、比較検討で必要となる情報をしっかりとWebサイトに盛り込んでいくことを意識して、ページ作成を行っていくことが重要です。
3:問い合わせ等のフォームヘの到達率を向上させるために【IT企業(IT商材・SaaS製品)の場合】
IT企業のWebサイトでゴールの一つとなるのが、問い合わせ・資料ダウンロード等のフォームに顧客情報を入力していただくことです。そのためにはまずはCVポイントの整理が必要です。
「ホワイトペーパーダウンロード」「Webセミナー申し込み」など確度が高くはない顧客層、「お問い合わせ」「サービス紹介資料ダウンロード」など商談が進みやすい顧客層、「無料トライアル」「見積もり依頼」など受注につながりやすい顧客層、それぞれの申し込みフォームを用意することがオススメです。
さらに、Webサイトの各ページで申し込みフォームへ遷移させるためのボタンを、目立つように設置することでフォームへの到達率が上がります。より目立つようにポップアップで表示する、あるいはチャットボットを設置する、等の取り組みも効果的です。
4:フォーム入力を完了させるためのフォーム最適化【IT企業(IT商材・SaaS製品)の場合】
ダウンロードフォーム、問い合わせフォームで入力を完了させるためには、フォームの入力項目・UIにも工夫が必要です。営業観点からいくと、「部門」「興味がある商材」など入力してほしい項目が多くなりがちですが、ユーザーからすると入力項目は少ないほど入力完了しやすくなります。
そのため、確度の高くない顧客層向けのフォームでは、「会社名・氏名・アドレス・電話番号」など最小限の入力項目を用意して、入力完了させやすくすることがオススメです。また、確度・モチベーションの高い顧客層であれば、入力項目を多少増やしても入力完了しやすくなります。このように顧客の確度・モチベーションに応じて入力項目を設定していくことが必要です。
このように、IT企業(IT商材・SaaS製品)のWebサイトでのSEO対策・リード獲得へ向けたポイントですが、実際には商材・ターゲット層ごとにキメ細かく検討していくことが必要となります。アドミューズでは、IT商材・SaaS製品のWebサイトにおける圧倒的な実績で培ってきた成功ノウハウにより、お客様の商材・ターゲット・営業マーケティング状況に応じて適切なWeb設計・実装を行っていきます。
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