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2021/03/16
デジタルマーケティング

Webマーケティング戦略立ての要となるフレームワークとは!?

Webマーケティング戦略とフレームワーク

「Webマーケティングの戦略を考えたいが、どのように進めてよいか分からない」

今回はこのような悩みがある方向けに、戦略には欠かせない「フレームワーク」について紹介していきます。
フレームワークは、数値化したデータを活用した戦略立案時にも大きく役立つので、参考にしてみてください。

Webマーケティング戦略におけるフレームワークとは

フレームワークには「枠組み」「骨組み」「構造」という意味があります。
課題をフレームワークに当てはめて検討することは、Webマーケティング戦略を合理的・効率的に行うためにとても有効です。
Webマーケティング戦略は数値化されたデータが集まりやすいため、そこにフレームワークを活用すれば、さらにビジネスを成功に導ける可能性が高くなります。

代表的なWebマーケティング戦略のフレームワーク

Webマーケティング戦略のフレームワークには、目的ごとにさまざまなものがあります。
ここでは、「現状分析」「戦略固め」「実行」の3つのフェーズごとに、それぞれ適したフレームワークについて解説します。

「現状分析」に適したフレームワーク

3C分析

3Cとは市場・顧客(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)のことです。
3Cそれぞれの観点からマーケティング分析し、効果的な戦略を探ります。

4C分析

4Cとは顧客価値(Customer Value)、顧客負担(Customer Cost)、利便性(Convenience)、コミュニケーション(Communication)のことです。
顧客の4つの視点から、商品・サービスを分析します。

4P分析

4Pとは商品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、販促(Promotion)のことです。
販売者・サービス提供者の視点から、商品・サービスを分析します。

SWOT分析

強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の観点から、商品価値を分析します。

TOWS分析

SWOT分析の結果をマーケティング戦略に反映するもので、クロスSWOT分析とも呼ばれます。

PEST分析

政治的要因(Politics)、経済的要因(Economy)、社会的要因(Society)、技術的要因(Technology)から、販売環境を分析します。

5F分析

顧客の交渉力、仕入れ先の交渉力、代替品の脅威、新規参入の脅威、競合の競争力の観点から、業界分析や貴社のポジショニングなどを分析します。

「戦略固め」に適したフレームワーク

STP分析

セグメンテーション(Segmentation)、ターゲティング(Targeting)、ポジショニング(Positioning)の分析から顧客の分類、ターゲット設定、販売方式決定を行います。

イノベーター理論

以下のようにユーザーを分類し、商品・サービスのターゲティングなどを行います。

  • ・イノベーター(新しいものに価値を置く人)
  • ・アーリーアダプター(これから人気の出る可能性のあるものを使う人)
  • ・アーリーマジョリティ(すでに使われているものを使う人)
  • ・レイトマジョリティ(周りの人が使ったら自分も使う人)
  • ・ラガード(新商品が必需品になり始めたら使う人)

AISAS

消費者が商品をWebで購入するまでのプロセスを表すフレームワークで、注目(Attention)、関心(Interest)、検索(Search)、購入(Action)、共有(Share)から構成されています。

SMART

Webマーケティング戦略の目標となるもので具体的(Specific)、計測可能(Measurable)、達成可能(Achievable)、経営目標と関連(Related)、期限(Time-bound)から構成されます。

「実行」に適したフレームワーク

5W1H

情報をわかりやすく伝えるための最も基本的なフレームワークです。
「だれが(Who)」「なにを(What)」「いつ(When)」「どこで(Where)」「なぜ(Why)」「どのように(How)」の要素からなっています。

PDCA

計画(Plan)、実行(Do)、測定(Check)、改善(Action)と計画から結果改善までの流れを示したフレームワークです。

フレームワークを活用するうえでの注意点

フレームワークはWebマーケティング戦略を成功に導くためにも重要です。以下の点に考慮し効果的に活用しましょう。

正確な情報を集める

信憑性のないデータでマーケティングを行うことは避けましょう。
正確なデータを活用することが、Webマーケティング戦略の鉄則です。

実行までのスピードを意識する

フレームワークを活用したWebマーケティングの分析結果が出たら、すぐに実行に移しましょう。
現時点で揃えられるものを準備したあとは、実行をしながら足りないものを分析して付け加えていきます。

フレームワークを活用してWebマーケティングを成功に導きましょう

Webマーケティング戦略で重要なことは、さまざまな観点から課題を抽出・解決・実行に移すことです。
フレームワークはWeb領域ではもちろん、あらゆるビジネスに活用できます。
また、プロジェクトをさまざまな職種の人と進めるときに、方向性を合わせることにも役立ちます。
フレームワークを活用して、費用対効果の高いビジネスを展開できるようにしましょう。

弊社アドミューズは、Web制作(HP)、Web広告(リスティング広告)・コンテンツマーケティング(コラム作成など)による認知・集客・ブランディングまでの運用を得意としております。
お客様のご要望に合わせて、制作~運用まで一気通貫で対応、部分対応、どちらでも対応可能です。
「Web活用して何かを始めたい」
「Web活用がいまいち上手くいっていない」
上記に少しでも当てはまる企業様・担当者様は、アドミューズへのご相談をお待ちしております。

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