リスティング広告を出稿したいなら知っておくべき種類と媒体
リスティング広告には検索連動型広告とディスプレイ広告の2種類があり、特徴や向いている商材が違います。
それぞれの特徴を理解することで、リスティング広告はより高い効果を発揮します。
ここでは、リスティング広告の種類や出稿できる媒体について紹介します。
リスティング広告の種類①検索連動型広告
検索連動型広告とは、GoogleやYahoo!などで検索した時の画面にユーザーが検索したキーワードと連動したテキスト広告を表示する広告です。
ここでは、検索連動型広告の特徴や向いている商材を紹介します。
検索連動型広告の特徴
検索連動型広告の特徴として、下記のようなことが挙げられます。
- ・商材に興味を持っている層へのアプローチが可能
- ・SEOなどの施策に比べて即効性が高い
- ・予算とキーワードを設定できる
- ・費用対効果を可視化できる
- ・コストバランスの調整が簡単
検索連動型広告に向いている商材
検索連動型広告に向いている商材の特徴として、下記のようなことが挙げられます。
- ・キーワードの検索ボリュームが多い商品
- ・客単価や粗利が高い商品
- ・リピート率の高い商品
- ・水回りのトラブルなど緊急性が高いサービス
また、検索連動型広告を出稿する際に、一定数以上の検索ボリュームが必要となるため認知度が低い商材や検索ニーズが少ないニッチな商材は不向きだといえます。
リスティング広告の種類②ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリなどの広告枠に表示されるテキスト広告やバナー広告、動画広告のことを指します。
ここでは、ディスプレイ広告の特徴や向いている商材を紹介します。
ディスプレイ広告の特徴
ディスプレイ広告には、下記のような特徴があげられます。
- ・潜在層への認知拡大・アプローチができる
- ・画像や動画を使用して視覚的にアプローチできる
- ・リターゲティングが可能
ディスプレイ広告に向いている商材
ディスプレイ広告は、画像や動画などのビジュアルでの訴求に長けているため、衝動買いを誘発しやすい低単価な商材(コスメ、アパレルなど)との相性が良い傾向があります。
また、リターゲティング広告の特性を活かして、高単価で比較検討期間が長い商材(不動産や自動車など)に対しても効果的です。
- ・アパレルやコスメなどビジュアル訴求が得意な商材
- ・不動産など高単価で購入までの検討期間が長い商材
- ・衝動買いされやすい商材
リスティング広告を出稿できる媒体
リスティング広告の種類や特徴について紹介しました。
ここでは、リスティング広告を出稿できる媒体の種類や特徴について解説していきます。
Google広告
Google広告は、リスティング広告を出稿するなら必ず候補に上がる媒体です。
日本の検索エンジンのシェア率は約75%がGoogleのため、出稿すれば多くのユーザーにリーチすることが可能です。
またGoogle広告の特徴的な点として、入札単価を自動で調整してくれる自動入札機能が挙げられます。
「クリック数を増やしたい」、「コンバージョンを最大化したい」などの目的に応じて入札単価を調整が可能です。
手動で入札単価の設定をするより、効率よく設定できます。
もちろん手動での設定も可能です。
Yahoo!広告
Yahoo!広告は、Yahoo! JAPANに広告を配信できるサービスです。
Yahoo! JAPANは、日本一のポータルサイトであるためリスティング広告を出稿すると、多くの人にリーチすることが可能です。
Google広告と比べて大きな違いはありませんが、Googleはスマートフォンユーザーが多く、Yahoo! JAPANはパソコンユーザーが多いです。
その他にもYahoo! JAPANはGoogleと比べて年齢層が高いなど「ユーザー層の違い」があります。
レモーラリスティング
レモーラリスティングは、gooやOKWAVEといったさまざまな媒体にリスティング広告を出せるスマートフォン向けのリスティング広告です。
掲載先の媒体が、GoogleやYahoo! JAPANと比べるとユーザー数も少なくニッチであるため競合が少ないという特徴があります。
また、レモーラリスティングはGoogle広告やYahoo!広告よりも広告文が30字も多く作成できるため、より多くの情報を届けることができます。
Indeed スポンサー求人広告
求人専用検索エンジンのIndeedでは、スポンサー求人広告という形でリスティング広告を掲載できます。
Google広告やYahoo!広告と同じように、検索キーワードに連動して広告が表示されるため、自社の求人や採用に特化した広告を出す際におすすめの媒体です。
また、無料で広告の掲載を申請することも可能です。
予算や獲得したい求人の数などを考慮して広告を出稿できます。
目的に沿って使い分けることが重要
リスティング広告を出稿する媒体を決定した後は、広告を作成し運用の効率を上げるために、キーワードや設定などの見直しをしなければなりません。
もし、自社内でリスティング広告の運用をするのが難しい場合には、知識を持つ専門家や制作会社に外注することがおすすめです。
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